協会の委員会・事業についてご紹介します。
『ソーシャルワーカーの倫理綱領』には「専門性の向上」として“ソーシャルワーカーは、最良の実践を行うために、必要な資格を所持し、専門性の向上に努める”と明記されています。また『医療ソーシャルワーカー行動基準』では“スーパービジョン・研修・情報交換・自主勉強会などの機会を活かして常に自己研鑽に努める”や“常に自己の専門分野や関連する領域の情報に精通するように努める”とされており、専門性の向上に向けて様々な機会で研鑽を積み重ねていくことは私たちソーシャルワーカーの責務であると考えます。そのため、研修委員会では、倫理綱領や行動基準に基づき、ソーシャルワーク実践の質の確保と向上を目的として、ソーシャルワークに関わる研修を企画・実施しています。
研修会は今般の社会情勢やソーシャルワーク関連領域のトピックスを意識して柔軟にテーマを取り上げ、研修ごとに実施しているアンケート結果を参考に会員のニーズも取り入れています。また、当協会の研修会では、(公社)日本医療ソーシャルワーカー協会認定医療ソーシャルワーカー申請にかかるポイントを取得することもできます。
さらに、2024年度には、事例検討会等における事例取扱いガイドラインを策定し、より事例検討会を開催しやすい環境整備も行っています。
各研修の日時などの詳細な情報はメール配信する研修案内および当協会ホームページをご参照ください。
みなさまのご参加をお待ちしています。
各機関におけるソーシャルワーカーが安心して実践を行えるように、またより実践力を高めることができるよう個人およびグループを対象とした相談及び支援を行っています。
①一般社団法人整備委員会
2014年度総会において当協会は一般社団法人となり、より公益性の高い活動をしていく責任を持って新たなスタートをきりました。協会運営に関わる定款、内規等の整備を行い職能団体としての充実を図ります。
②災害支援委員会
2011年、東日本大震災発災後、宮城県石巻市に設置された(公社)日本医療社会福祉協会の活動拠点では、被災された方の生活復興に向けた支援をしています。その支援活動に県協会から毎年、継続的に会員を現地ボランティアとして派遣しています。